拘束・虐待防止委員会

拘束・虐待防止委員会からの報告

拘束・虐待委員会を開催しました。虐待の芽チェックリストの結果について発表します。

アンケート

拘束・虐待防止委員会では「虐待の芽チェックリスト」として全従業員に対してアンケートを実施しました。具体的な内容については以下のとおりです。

虐待の芽チェックリスト

番号チェック項目
1利用者様に対して友達感覚で接したり、子ども扱いしたりしていませんか?
2利用者様に対して、アセスメント・サービス計画書に基づかず、あだ名や○○ちゃん呼び、お父ちゃん、お母ちゃんなどの呼び方をしていませんか?
3利用者様に対して、威圧的な態度、命令口調(「○○して」「ダメ*」など)で接していませんか?
4利用者様への声掛けなしに介助したり、居室に入ったり、勝手に私物に触ったりしていませんか?
5利用者様のプライバシーに配慮せず、スタッフ同士で話題にしたり個人情報を取り扱ったりしていませんか?
6利用者様に対して「ちょっと待って」「座ってて」を乱用し、長時間待たせていませんか?
7利用者様に必要な日用品(眼鏡、義歯、補聴器など)や道具(コールボタンなど)が壊れていたり、使えなかったりしていませんか?
8利用者様の呼びかけやコール、意見や訴えに否定的な態度をとったりしていませんか?
9食事や入浴介助の無理強いなど、利用者様に嫌悪感を抱かせるような援助を強要せいていませんか?
10利用者様の身体で遊んだり、人格を無視した関り(落書きをする、くすぐるなど)をし足りしていませんか?
11利用者様や利用者の家族様の言動をあざ笑ったり、悪口を言ったりしていませんか?
12プライバシーへの配慮に欠けたケア(排泄について大声で話す、カーテンを開けたまま排泄ケアをするなど)をしていませんか?
13利用者様に対して乱暴で雑な介助や、いい加減な態度・受け答えをしていませんか?
14他のスタッフに仕事に関わる相談ができないなど、職場でのコミュニケーションがとりにくくなっていませんか?
15他のスタッフが行っているサービス提供・ケアに問題があると感じることがありませんか?
16ヒヤリハット報告書を書いたことがありますか?

以上の質問に対して得た回答は以下の通りです。

回答結果

アンケート結果のグラフ
1~16の質問は上記の虐待を参照してください

まとめ

今回のアンケートは全従業員の虐待及び拘束に対しての意識を持ってもらうために行いました。普段親しみを込めて使っている言葉もアンケートでは悪いイメージがありますが、表面的なことではなくその人の人格を尊重していれば問題はないと考えます。逆に言葉遣いが丁寧でも親しみがこもっていなかったり、冷たい印象を与えることの方が問題だと考えます。利用者様に対しての人格否定などが無いように、アンケートの結果を踏まえ、委員会として虐待防止のための勉強会などの開催を行っていきます。利用者様一人一人が暮らしやすい施設を目指して・・・・。

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